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相談:職場の後輩がだんだん態度が大きくなり、時々感情を爆発させる。どう接したらいいのかわからない。
相談者:なおなおさん
はじめまして。職場の後輩との関わり方、接し方についてご相談させて下さい。
職場に女性の後輩が入ってきたのですが、彼女は白黒はっきりしないとダメな人で、まったく融通がききません。
また、間違いを柔らかく指摘しても(そうしたつもりですが)、急に感情を爆発させ、「前にそう言ったじゃないですか!」「もう疲れました!」と言われました。(“前に言われた事と違う”と主張しているようなのですが、彼女の言うように伝えた覚えは私にはありません。)
初めの頃は低姿勢だったのですが、段々、態度が大きくなっている気がします。
このようなヒステリックになる後輩にはどう接したらいいのでしょうか?
(***ご相談内容は一部編集しております***)
(本記事は、当サイト「働く女性無料相談窓口」より、働く女性から寄せられたご相談にお答えする内容となっております。)
ご相談に対するアドバイス
こんにちは、BPLaboです。なおなおさん、ご相談ありがとうございます!
それでは、回答させて頂きますね。
大森篤志からの回答内容
人それぞれ“利き心”がある?
人には利き手(右利き・左利き)があるように、心にも“利き心”のようなものがあります。“心の癖”と言ったほうがイメージしやすいでしょうか。
例えば、白黒はっきりさせながらスピーディーに仕事を進めていきたい人もいれば、多くの可能性を考えながら慎重に仕事を進めていきたい人もいるのです。
仕事の進め方が違うだけ!?
後輩の態度がだんだん大きくなっていくように見えるのは、なおなおさんと仕事の進め方が違うことで蓄積されたフラストレーションのせいかもしれません。そう考えると、後輩がなおなおさんにヒステリックな反応を示すことにも合点がいきます。
時間と共に少しずつ後輩の心の癖は矯正され柔軟になっていくとは思いますが、そうなるのをただ待っているのも耐え難いと思いますので、すぐに出来そうな関わり方・接し方についてもお伝えしておきますね。
白黒つけたがる人の教育・指導方法
白黒はっきりしないとダメという人には、結論を急ぎ、せっかちな傾向もありますので、優柔不断な言動はなるべく避けたほうが賢明です。
融通が利かない人との関わり方
融通が利かないのは、一度こうと決めたらそれに従うという真っ直ぐで良い面もありますが、一方で「答えは一つ」という“思い込み”がある場合も少なくありません。
そういう観点では、さきほどお伝えした『選択肢を与え、自分で決めてもらう』という関わり方をするのがオススメです。
相手の頑固な頭を柔らかくするトレーニングにもなるでしょう。
気難しい人のミスや間違いを指摘する時は
ちょっと気難しい人にミスや間違いを指摘する時は、まず“どうしてそうしたのか?”という背景や理由を確認してから行うと、いたずらに衝突することもなくなるはずですよ。
どんなに柔らかい言い方をしても、相手の言い分をきちんと聞かずに指摘してしまうと、思わぬ反応が返ってくるものです。