大森篤志からの回答内容
たまに子育てに参加したくらいで旦那さんがドヤ顔を見せつけてきたら、毒づきたくもなりますよね。
ついイライラ感情的になってしまうアリスさんの気持ちはよくわかります。
『感情の法則』を上手く使う
シンプルですが「旦那さんに押されれば、アリスさんも押し返す」のが感情の法則です。
一方、同じように『アリスさんに引かれれば、旦那さんも引いてしまう』のも感情の法則と言えます。
「話し合いになると旦那も私も一歩も引かない」ということですので、この『感情の法則』を上手く使ってみるといいかもしれません。
例えば、「自分の好きなことをして何が悪い!」と主張してくる旦那さんでも、あっさり「それもそうね」とアリスさんに相づちを打ってもらえば、旦那さんがあえて自分の主張にこだわる気持ちはなくなるものです。
服の脱ぎっぱなしも、部屋が散らかっているのも「アリスさんを感情的にさせる現象(アリスさんの感情スイッチを押す出来事)」でしょう。
しかし、そこで感情スイッチを「押す」のではなく『引く』ことに意識を向けてみて下さい。
『引く』ことを繰り返しているうちに「引き際」も掴めてきますし、何よりエネルギーは消耗しませんよ。
感情を押したり押し返したりするのは疲れますが、「まっいいか」と自分を引いてしまえば、それで相手との「感情の押し合い(エネルギー消耗ゲーム)」を避けられるのですから疲れませんよね。
ここはあえて『旦那さんを諦める技術』とでも言いましょうか(笑)。
そもそも人間は不完全な生き物ですから、特に夫婦間では「相手に求めすぎず、潔く諦める部分を持つ」ことも、夫婦が円満に長く付き合っていくためには必要な技術と言えるのではないでしょうか。
感情の押し合いになってしまうと「言った言わない、やったやらない」の応戦になりがちで決着もつきにくいものです。
とりあえず休戦しても「イライラ」だけが残って、結局なんの進展もありません。
しかし、アリスさんがスーッと引けば、なにはともあれ『進展はします。』例えば、、、
アリスさんが思いっきり引いてみたら、こんなふうに『とりあえずの答え』が出せるものです。
たとえそれが「一時的な答え」であっても、進展ですよね。
初めは抵抗があるかもしれませんが、「押す」より『引く』ことを覚えると旦那さんへのイライラは軽減されるはずです。むしろ夫婦円満になれると思いますよ。