今回は、モラハラ夫の特徴を再確認しながら『対処法は離婚しかないのか?』という疑問に迫っていきたいと思います。
こんにちは、BPLaboです。
モラハラ夫とは離婚するしかないの?
モラルハラスメント(DVを含む)の特徴の一つに『依存性』があります。
その行為が自分にとっても他者にとっても害があると頭ではわかっていても、やめようやめようと意識的に思っていても『止めることの出来ない悪癖』になっているのです。
モラハラ夫は、あなたという依存対象が目の前にいる限りハラスメントを止められません。
モラハラ夫は、妻である(一番身近にいる)あなたをハラスメントという形で支配することでしか、自分を保つ術を知らないのでしょう。
あなたの夫が本物のモラハラ夫なら、あなたを責める以外に自分の感情を処理する方法を知りませんし、知ろうともしないはずです。
改めて真剣に夫の特徴を振り返り、本物のモラハラ夫かどうか「モラハラ診断」でチェックしてみて下さい。
本物のモラハラ夫にモラハラ行為をやめさせるには、少なくとも『あなたが夫から離れる必要がある』ということを頭に入れておきましょう。徹底的にあなたから隔離する必要があるのです。
いざ離婚を考えると弱気になってしまうあなたへ
いざ離婚を考えると、男性よりも女性の方が様々な弊害を考えがちです。弊害を考えすぎてしまい、なかなか離婚に踏み切れない女性も少なくないのではないでしょうか。
こんな弊害をイメージしていませんか?
- 離婚したら、経済的に生活していけないのではないだろうか。
- 子供を実の父親と離してしまうのは忍びない。子供の母親として正しい選択なのか。
- 子供の親権を夫に取られたりしないだろうか。
- モラハラの証拠がないし、夫は口がうまい。逆にこちらが加害者扱いされてしまうのではないだろうか。
- 離婚を先に切り出した方が不利になるのではないか。慰謝料請求されないか。
- 離婚後の生活は安全なのか。逆恨みされたりしないか。
- 親に迷惑をかけてしまうのが何よりもツライ。やはり離婚だけは避けたほうがいいのか。
本気で離婚を決心したなら、両親にもきちんと全てを話し、ハラスメント問題や離婚を得意とする弁護士に相談して下さい。
モラハラによる離婚を担当したことがある弁護士さんなら、あなたのイメージしている弊害を正してくれるはずです。思っているよりもずっと未来は明るいかもしれません。
おわりに
今でも私は多くの女性からリアルなモラハラ体験をお聞かせ頂きながら心のケアなどに努めていますが、多くの相談者様には「自分を責める」「夫が変わってくれると信じている」傾向があることがよくわかります。
相手が本物のモラハラ夫であるなら、残念ながら、夫が変わることは考えられません。もし変わったのなら、そもそもモラハラ夫ではなかったのでしょう。
また、自分を責め続けていると、モラハラのループから逃れられなくなります。中には、一生逃れられない人もいます。そうならないためにも、自分を責めることだけは続けないでください。ただでさえ夫から責められているのに、さらに自分でも自分を責めるなんて、精神衛生上良くないに決まっています。自分を大切にしましょう。