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【転職・中途採用面接の裏側】人事担当者がチェックしてる21項目。

【転職・中途採用面接の裏側】人事担当者がチェックしてる21項目。

今回は、『転職・中途採用面接の裏側』についてお伝え致します。

BPL Woman Editor
こんにちは、BPLaboです。

転職を成功させる為に押さえておくべきポイントはいくつかありますが、その中でも「採用の決め手」となるであろう重要ポイントは、やはり『面接』です。

では、中途採用にあたる人事担当者は、面接の際に転職希望者の何を見て判定しているのでしょうか。

人事担当者が第一に見ていること。

ズバリ!『人間性』です。(※転職面接では、明日から現場ですぐに活躍出来る「即戦力かどうか」を採用の判定基準にするものですが、即戦力云々の前に人間性がNGならそこで終了です)

人間性とは、主に「表情や礼儀作法などのパッと見の印象、価値観や考え方、コミュニケーション能力」などです。

しかし、その人の価値観や考え方などはじっくり話をしていく中でわかってくる部分でもあり、時間の限られた面接の中だけで十分に理解出来るものではありません。まして、転職希望者としても面接官に好印象を与えたいと思うのが普通。面接という自己アピールの場でありのままの自分の考えや価値観を主張するよりも、その企業の価値観に合った主張をしがちなものです。

また、コミュニケーション能力にも同じようなことが言えます。たかだか30分から1時間程度の短い時間では「本当のところは見えにくい」ものですよね。

つまり、面接の判定基準に大きな影響を及ぼしているのは、実は「表情や礼儀作法などのパッと見の印象」。いわゆる『第一印象』ということになるわけです。

第一印象とは、読んで字のごとく「印象にすぎない」わけで、これはもう理屈ではありません。人事担当者の感性にゆだねるしかないとでも言いましょうか。

しかし、人を見た時に受ける印象なんて人間それほど大差があるものではありません。多くの人に好まれない、好まれるといった常識的な要素はあるものです。

例えば、猫背の人よりも背筋がピンと伸びている人のほうが、口角の下がっている人よりも口角の上がっている人のほうが、ボソボソ話す人よりもハッキリ話す人のほうが、あごが上がっている人よりもあごを引いている人のほうが好ましく思えるものです。

背筋を伸ばす、口角を上げる、ハッキリ話す、あごを引く。たったこれだけでも、ちゃんと実践できればあなたの第一印はずっと良くなるはず。面接を成功させたいなら『人間性は、印象でつくられる』と心得ておきましょう。

さて、次は『面接官があなたのどこを見ているのか』をお伝えします。

面接官は、あなたのココを見ている!【21項目】

  1. 受付での対応(アポの確認、氏名をハッキリ伝える、印象のいい受け応えの仕方 等)ができているか。
  2. 控室での態度(入室前の言動)に問題はないか。
  3. 入室する際はノックをし、入出許可の返事(「はいどうぞ」等)を貰ってから入出したか。
  4. 入室直後の挨拶(「失礼致します」等)や礼儀作法(ドアの閉め方やお辞儀など)はできているか。
  5. 着席する際は、着席許可の返事(「お掛け下さい」等)を貰ってから着席したか。
  6. 立ち方、歩き方、座り方の姿勢に問題はないか。
  7. 前職を批判したりネガティブに捉えていないか。
  8. 職務経歴、経験や実績などを過大にアピールしていないか。虚偽はないか。
  9. 前職までの経験をこの会社でどう活かそうとしているのか。具体的な考えやキャリア形成のビジョンがあるのか。
  10. 退職理由が「本当は」どこにあるのか。(人間関係か、仕事についていけなかったのか、飽きっぽい性格か、逃げてきたか、本当に前向きな理由か 等)
  11. これまでの経験や自分の強みを活かそうとしての志望動機なのか。
  12. この会社や仕事をどこまで正確に認識できているか。
  13. どうしてもこの会社や仕事でなければならない志望動機なのか。
  14. 自分を客観的に認識できているか。
  15. 話に信憑性があるか。熱意や説得力を感じるか。
  16. どのような態度(表情、しぐさ等)で人の話を聞いているのか。
  17. こちらの話をどのくらい正確に理解しているか。こちらが一度説明したことを後々質問してきていないか。
  18. 組織の一員としてうまくやっていけるか。協調性はあるか。
  19. 待遇面や条件に不満はないか。
  20. 入社の意志は強いか。この会社や仕事に対する欲求はどれほどか。
  21. こちらが求めている人材とマッチするか。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

中途採用の人事担当者は、転職希望者の『人間性』を第一に見ています。

その人間性がクリアになったうえで、「即戦力か」「我が社にマッチしているか」などの具体的な判定に進んでいく。それが転職面接のリアルな裏側なのです。