【職場のモラハラに苦しんでいる女性へ】あなたは絶対に悪くない。

【職場のモラハラに苦しんでいる女性へ】あなたは絶対に悪くない。

今回は、『職場のモラハラ(モラルハラスメント)』についてお話したいと思います。
大森篤志

こんにちは、一般社団法人 全国行動認知脳心理学会 理事長の大森篤志です。

職場における「モラハラ(モラルハラスメントの略)」とは、厳密に言えば『職務上の権限などは関係なく、立場やパワーを利用しなくても行うことが出来る”嫌がらせ”や”精神的暴力”』のことです。

ただ、私のもとへ寄せられる相談ケースのほとんどが「上司から部下へのモラハラ」です。

やはり、立場の強い者から弱い者へという構図(職場環境)がハラスメントを生みやすくしているのかもしれません。

また、最近ではモラハラ加害者が女性上司であるケースが目立っています。

あなたの職場にも、モラハラ上司(先輩)はいませんか?

 

相談者様の10人中9人は、こんなふうに話されます。

私はたしかに上司の言う通り、頭の回転も速くないし、仕事の詰めも甘いです。

なかなか結果も出せなくて、社会人としてだけではなく、もしかしたら人としてもダメなのかもしれません。

考えているといつも行き着くのですが、やはり上司が私に対して怒るのは当然のことなのだと思ってしまいます…と。

さて、相談者様に共通する考え方とは一体何でしょう?

そう。完全に「私が悪い」と思い込んでいることです。

職場での実態をより客観的に捉えて頂く為に、私はこんな質問をよくします。

「では、上司にダメだと怒られたのは、具体的にどんなことでしたか?」

お話を伺うと、それは例えば、会議の書類の置き方がどうだとか、事務所の掃除が行き届いていなかったとか、何かにつけて言葉の揚げ足を取られるとか、正しいと思った自分の意見を言うと一喝されるとか…、もしかしたら他の職場では問題にさえされないような取るに足りないことばかりだったりします。

それでも自分を責めてしまうのは、際限なく言い続けられることによって、それがものすごく大きな失態であるかのように刷り込まれてしまっているということなのでしょう。

まさに、モラハラ上司によって、あなたの意識や認知が大きく歪められてしまった結果なのです。

 

モラハラ上司に加害者意識はありません。

厄介なことに、モラハラ上司は、常に被害者意識を持っています。

逆に、加害者意識は一切ありません。

あなたが少しでも反抗すれば、モラハラ上司は「攻撃された」と被害者意識を持ちます。

あなたがミスをすれば、モラハラ上司は「要求通りの仕事をしてもらえなかった」と被害者意識を持つのです。

モラハラ上司は、自分の要求に従うことがあなたの当然の義務だと思っていますから、あくまでもそれを怠ったあなたの罪は重いのだというスタンスなのです。

そういった理不尽な考え方を被害者であるあなたまでもが知らず知らずのうちに受容してしまう。

これこそが「上司から部下へのモラハラ」でよく見られる非常に恐ろしい点でもあります。上司と部下の関係を悪用した一種の洗脳ですよねコレは…。

 

怖っ、モラハラ上司の狙いはソコにあったのか!

多くの場合、モラハラ上司から汚い言葉でさんざん罵られたとき、あなたが懸命に何かを言い返そうものなら、「お前こそが加害者だ!」と言われてしまうことでしょう。

実際に、何を言ってもただ冷笑され、バカにしてくる態度に我慢ならず、あなたの返す言動も次第に汚さを増していく…、そんな自分にハッとしたという経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、そこまで冷静に上司に効き目のありそうな言葉や態度の種類まで選んでいられないという方も多いことでしょう。例えば、気がついたら大声でわめき散らしていたり、物に八つ当たりしたり、物を投げつけてしまったり、通常のあなたからは想像もつかないような衝動的な行動に出てしまうこともあるかもしれません。

逆に、何を言われてもじっと耐えて、何も言い返さず、ひたすら聞き流すことに専念してしまう方もいるでしょうし、そのことが返ってモラハラ上司に「無視された」という被害者意識を持たせてしまうことも少なくありません。

このように、あなたの心をグッチャグチャにかき乱し、冷静さを失わせて、理性を働かせることが出来ない状態にまで追い込んでしまう。そうやって、あなたを自分の操り人形に仕上げていく。モラルハラスメントには、そんなとてつもないパワーがあります。

恐ろしいことに、モラハラ上司の狙いは『あなたを自分の操り人形に仕上げていくこと』にあったのです。

 

あなたは絶対に悪くない。

 

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