もはや絶望なのか!?【家庭内モラハラの原因と特徴】

もはや絶望なのか!?【家庭内モラハラの原因と特徴】

 

今回は、『家庭内モラハラ(モラル・ハラスメント)の特徴』についてお話したいと思います。

大森篤志

 

こんにちは、一般社団法人 全国行動認知脳心理学会 理事長の大森篤志です。

 


【モラルハラスメントの特徴100】彼氏や夫のモラハラ診断!


 

夫からのモラハラ被害状況を切切と私に語ってくださったH・Iさん、39歳。

私の夫は、結構おカタい仕事をしています。

仕事ぶりも真面目で、女性関係のトラブル(浮気など)も金銭トラブル(借金など)もありませんし、あからさまに私を殴ったり蹴ったりすること(体への暴力行為など)もありません。

でも、予想もつかないところでいきなり怒り出し、威圧的にののしられたり、私の言動の全てを完全否定したりするんです。

ひどい時には、何日も何週間も何ヶ月も私を無視し続け、私の存在をいわば完全に黙殺してくることもあります。

時間と手間をかけて懐石料理レベルの豪華料理を用意しても何の反応もありませんし、いつも通り夕食を用意していると「買ってきたから」と言いながらわざわざ吉野家の牛丼弁当を食べるんです。これ見よがしに…せめて連絡くらいしてくれればいいのに。

基本的に家の中の雰囲気は夫の機嫌次第。夫の機嫌のいい時はテレビを見てワハハと笑えても、夫の機嫌が悪くなると絶対に笑えません。例えるなら、家の中の空気が急に凍りつく感じです。

罵倒されるのも、無視されるのも、機嫌を損ねるのも怖い。ただただ怖い。夫がもの凄く怖い。

だから、いつも夫の顔色をうかがって過ごさなければならずホントにしんどいんです・・・。

 

夫が妻へモラハラをする本当の狙いとは?

H・Iさんが語ってくれたモラハラ夫の状況、あなたは何を感じましたか?

あなたの夫の日頃の言動はどうでしょうか?

どこか一つでも当てはまるような特徴があるのなら、あなたの夫にもモラハラの可能性は十分にあります。

そして、今見えている夫のモラハラ的特徴は、氷山の一角に過ぎないのかもしれません。

 

それにしても、H・Iさんに対する仕打ちは本当に酷いですね。モラハラの特徴があらゆるところに散りばめられています。

これでは、いつもビクビクしながら過ごさなければならず、H・Iさんの心は休まることがないでしょう。

 

では、夫は何の目的があって妻に対してこのような酷いことをするのでしょうか?

答えは案外シンプルで、『妻を思い通りに操るため』なのです。

 

夫に逆らえば怒られる。意見すれば、こちらが言葉で殺される。

そういう恐怖を妻に植え付けることで、自分の思い通りに行動させようとしているのです。

 

「無視」は、モラハラの極みである。

「これまでのモラハラ体験の中で、最も心がボロボロになったのは無視でした」と語るH・Iさん。

私にはH・Iさんのこぶしに少し力が入っているように見えました。

そして、今にも泣き出しそうな表情で声を絞り出し、こう話してくれたのです。

 

「特に土日が怖かった。一緒に家の中で過ごしているのに、たったの一度も言葉を交わさないのですから」

「私なんかがあなたの妻になってしまってごめんなさい」

「私なんかがあなたと同じ屋根の下にいてごめんなさい」

「私なんかがあなたの視界に入ってしまってごめんなさい」

「私なんかが生きていてごめんなさい・・・」

身を震わせながら「ずっと、そう思って過ごしてきました」と。

 

H・Iさんも例外ではなく、多くのモラハラ被害者は出口のない次のような問題を考え始めてしまいます。

いつどんな理由で夫がモラハラ行動に出るのか予測不能。どうしたらいいの?

夫の怒りの理由が皆目見当もつかない。あるいは、「これかな?」と思うところがあっても、それがどうしてそれほどに夫を怒らせるのか分からない。どうしたらいいの?

同じことを言っても昨日は怒らなかったのに、今日はどうして怒り出すのよぉ…。どうしたらいいの?

ハイ、こんなふうに。

 

でも、いくらこちらから理由を尋ねても、モラハラ夫は何の答えも返してくれません。

あなたから夫へ「きちんと話し合おう」と冷静に歩み寄り、心の通ったコミュニケーションをとろうと必死に努力しても、夫はあなたの言葉の揚げ足を取り、話を歪め、すり替え、あらゆる手段を駆使してあなたを攻撃してくるでしょう。

モラハラ夫は、あなたと話を噛み合わせるようなことは意地でもしないはずです。

同じ日本人が共通言語である日本語を使って丁寧に話し合おうとしているのに全く話が通じない。これはもはや、絶望に近いです。

 

実は、「性的なモラハラ」もあるんです。

ここでは、夫婦の営みにまでモラハラがあることをお話しておきましょう。

あなたの精神を叩きのめす一番手っ取り早い方法。それが「性的モラハラ」です。

モラハラ夫は、あなたの意思も、あなたの体調も、あなたを取り巻く状況の全てを無視し、一方的に性交渉を強要してくるのです。

日頃のモラハラだけではおさまらず、性的モラハラはいわば「とどめ」とも言えます。

でも、あなたはその状況をただ耐え忍ぶしかありません。

あなたには、もはや逆らう気力も残っていないのかもしれませんし、ヘタに拒んでモラハラがエスカレートするのを怖れる気持ちがあるのかもしれない。

他にも、喜んで応じているように演じてさえいれば夫の機嫌が良くなるという期待から耐えているのかもしれません。

いずれにせよ、性的なモラハラは存在しますし、最も見えにくく(他人に話しにくい)厄介なモラハラだと言えます。

 

まだある!「経済的なモラハラ」とは?

あなたから経済力を奪うことであなたを支配しようとするのが「経済的なモラハラ」です。

例えば、十分な生活費を渡さず、外で働くことも許してくれないのは典型的なパターンでしょう。

そうすることで「あなたの個人的な貯蓄を食いつぶさせる」のが目的です。

他にも、それとは真逆で「外で働くだけ働かせてお金を奪う」というケースもあります。

あなたが今の夫から逃げたくても、あなたにお金がなければ、現実問題として逃げることが難しくなりますからね。

経済的な理由であなたの自由を奪い支配する。それが「経済的なモラハラ」なのです。

 

モラハラ夫は「外堀を埋めるプロフェッショナル」

モラハラ夫はリスクマネージメントにも長けています。

あなたが実家や友達を頼ることを見越して、普段からさりげなく手を打っているのです。

例えば、”もっともらしい理由”をつけて、あなたが実家に行くことを控えさせたり、あなたの実家から両親などが来ることも控えさせたり。同じように友達と会うことも、友達を自宅に招くことも難しくさせます。

本当に厄介なのは、「ハッキリ言わない場合がある」という点です。

陰湿極まりないモラハラ夫の中には「行くな」「呼ぶな」とズバッと言わずに、言葉にはしないまでも、まるで「お前の親や友達がどれだけ俺を不愉快にさせているかお前に分かるか?」と言わんばかりにあなたの両親や友達の悪口を言ってくるケースも。

そして、いつしか『両親や友達と連絡を取り合ってしまうと恐ろしいことが起こるという心境にあなたを追い込む』のです。

 

ぶっちゃけ、夫のモラハラは他人には見えません。

 

1 ページ目 2 ページ目

スポンサーリンク


スポンサーリンク


 

この記事を書いている人

大森篤志の詳しいプロフィールはこちら


「働く女性の為のお悩み相談窓口」コチラからお気軽にご相談下さい。

 

Previous / Next

 

この記事に付けられたタグ