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「自分の感情をコントロールする方法」気分を安定させるコツ

「自分の感情をコントロールする方法」気分を安定させるコツ

「自分の感情をコントロールする方法」気分を安定させるコツ

 

人はその場その時の相手や状況によって気分が上がったり下がったりします。

しかし、同じ相手や状況であれば「いつも同じ気分でいられるか」というとそういうわけではありません。なぜなら、私たち人間の気分(感情の状態)というものは、思考によって生まれるからです。

 

大森篤志

 

こんにちは、BPLaboです。

本記事では、「気分が思考から生まれる」とは一体どういうことなのか紐解きながら『感情の仕組み』について詳しく解説していきます。現実を好転させるうえで気分をコントロールすることがいかに大切かご理解頂けるはずですよ。

早速ですが、感情の仕組みを理解するために簡単なテストをご用意致しました。まずは下記質問を読んでお答え下さい。

【質問】

友人が企画するホームパーティーに参加した時のことです。あなたは友人からある男性を紹介されました。しかし、その男性はあなたから顔をそむけて目を合わせようとしません。その時あなたはどう思いましたか?

 

【Step1】次の中から選んで下さい。


  1. 「なんて失礼な人!」
  2. 「私には興味がないのだろう」
  3. 「女性との会話に慣れていないのだろう」

 

【Step2】そう思った時の気分を次の中から選んで下さい。


  1. 『腹が立つ、イライラする』
  2. 『悲しい、虚しい』
  3. 『相手を気遣う、思いやる』

 

さて、いかがでしたでしょうか?

自己紹介の最中に「相手がこちらを見ようとしない」というのは、あまり気分のいいものではありませんよね。

Aのように「なんて失礼な人!」と思った時の気分は、おおかた1の『腹が立つ、イライラする』ではないでしょうか。要するに、相手を失礼な人だと思うから腹が立つのです。

では、Bのように「私には興味がないのだろう」と思った時の気分はどうでしょうか。おそらく2の『悲しい、虚しい』を選ばれた方が多いはずです。こちらもまた、自分の価値が低いと思うことで生まれた気分であることは間違いありません。

一方、Cの「女性との会話に慣れていないのだろう」を選ばれた人は『最も気分が安定している』と言えます。相手の立場に身を置いている時は、温かい気分になれるもの。必然的に3の『相手を気遣う、思いやる』という気分になれるでしょう。無駄にイライラや不安などのマイナスの気分になることはありません。

 

気分を安定させるコツ

こうして気分の仕組みを理解してみると、たとえ状況が同じでも「その時に何を思うかで気分が変わる」ことがよくわかります。加えて『気分によって現実が変わる』ことも想像に難くないはずです。

例えば、相手を責める心を持つと、不機嫌そうな表情をしてみたり、ついトゲのある話し方をしてしまうものです。最悪の場合は「その場で相手と言い争いになってしまう」こともあるでしょう。

そうはならなかったとしても「そのイライラを別の誰かに伝染させてしまう」もの。これでは、わざわざ多くの敵をつくるためにパーティーへ来たのかと思われても仕方ありません。

また、自分を責める心を持つと、暗く悲しみに満ちた表情になり、幸の薄いオーラを発してしまうものです。

最悪の場合は「孤立してしまう」ことも十分あり得ます。孤立は免れたとしても、せっかくのパーティーを楽しむことは出来ないでしょう。

悪い気分が悪い現実を引き起こさないように、自分の気分が下がっている時は、まず「今自分が何を思っているのか」を確認して『別の考え方が出来ないか』自問自答してみましょう。Cのように思えると気分は安定するものですよ。

 

おわりに

気分を安定させるコツは『相手の立場に身を置いて思考する』こと。そうすれば「相手も自分も責めない」でいられるはずです。

「思考が気分をつくり、気分が現実をつくる(思考→気分→現実)」ということを深く理解し、実際の現場では『気分をコントロールする』ことを意識して過ごしましょう。

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