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【男女の愛情表現の違い】恋愛のすれ違いをなくすには?

【男女の愛情表現の違い】恋愛のすれ違いをなくすには?

【こんなに違う!】男と女の愛情表現

ずばりお伝えしておきますが、男女のパートナーシップを理解しようとするなら『男と女は根本的に違う生き物だ』と思っておいた方が賢明ですよ。

一般的に男性は、男女の付き合いになると『愛情を点数化して、お互いが公平であるようにバランスをとろうとする』傾向があります。

 

例えば、付き合い始めの頃に彼の持つ愛情エネルギーを100%彼女に注ぎ、その後は“自分が注いだ分と同じだけの愛情エネルギーを彼女が返してくれるのをひたすら待つ”ようなやり方です。

このように、男性は『最初は積極的に愛情表現するが、徐々に消極的になっていく』傾向があるため、女性からすると「あれ?ラブラブ期はもう終わり?」と不思議に思うことも少なくありません。

夫婦関係においても互いの愛情のバランスをとろうとするため、『夫が仕事に全エネルギーを注いで帰宅すれば、家では何もしなくていい。むしろ、妻が夕食やお風呂の準備を整えてくれているのは当然だ』と考える傾向があるのです。

 

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妻が喜んで世話を焼いてくれると、夫はそれをごく当然のように受け取ります。まだ自分の方が家族のためにエネルギーを使っていると判断し、妻が自分と同じレベルに達するのを悠然と待つのです。少しでも自分の方がエネルギーを使っていると判断しているうちは、妻を手伝ったり何かしてあげようなどとは思いません。悲しいかな、妻に「仕事仕事って、それほど過酷じゃないでしょ」と思われていることなど露ほども思わないのです。

一方、女性は『男性のように愛情をパーセンテージ(数値や点数など)で捉えるような真似はしない』ものです。相手男性への愛情が強くなればなるほど、尽くしたり、世話を焼いたりする度合いも強くなります。よほどの不公平さを感じない限りは相手男性に尽くすことが出来るのも女性らしい特徴と言えるのではないでしょうか。

しかし、尽くし続けていくうちに、どこか空虚な気持ちに襲われてはじめて「自分が彼から何もしてもらってこなかった」「一方的に自分が尽くしていただけだった」ということに気付く女性も少なくありません。その状態が続き、彼の言動にちっとも変化が見られないことがわかると、ついに怒りを爆発させるのです。

あなたが彼に尽くし続けてしまうと、彼は「これが理想のバランスだ」と解釈してしまうことを覚えておいてください。

もし、あなたが彼との関係を長続きさせたいと願うなら、二人の愛の炎は『二人で』燃やし続けなければなりません。どちらか一方だけでなく二人で暖炉に薪をくべましょう。

あなたが一方的に尽くしていると感じたら、なるべく波風を立てないように物静かに彼に尽くすのを止めてしまうことです。そして、「今日はお願いね」と言葉にして薪をくべるよう頼みましょう。それに応えてくれた時は感謝の気持ちを示すことを忘れないように。『二人で』という意識を強く持つと、いたずらにスレ違いを生むことは少なくなるはずですよ。

男を手のひらで上手に転がす極意は、『感謝』。

そもそも男性には男性本能が備わっています。

太古の男たちが、女・子供を守って生き延びるために森や野へ出て獲物を狩っていたように、家族に苦労をかけず幸せに暮らしていくために人生の成功を掴もうと必死になるのが現代の男というもの。しかも、女性に愛される条件もそこにあると信じています。そのため、多くの男性には『仕事や人生で成功しなくても女性から愛してもらえるということを理解できない』のです。

愛する女性や子供との時間を充実させる家庭的な男性よりも、家庭を顧みない仕事人間になってしまう男性が多いのはそのためでしょう。収入が少ない、社会的地位が低い、そんな男性が女性に愛されるはずがないと思い込んでおり、仕事や人生の成功を掴まなければ男としての全てが終わる、そういう恐怖心があるのです。

どうか、男性の「家族のために働いている」という純粋な思いを恩着せがましいなどと思わないで欲しい。男性なんてのは、ちょっと感謝を示されれば、それで満足するものです。

 

好き

 

男を立てながら優しく物事を頼み、それに応えてくれたら感謝する。たったそれだけで『男を上手に転がす』ことが出来ます。男性も「彼女に上手く転がされている気がするなぁ」と思いながらもまんざらではありません。

バランスのとれた関係は長続きするものです。男性を理解して上手に利用するくらいの気持ちで楽しく関係を深めてみてはいかがでしょうか。