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人生は「築く」ものでなく『気づく』もの!?【日常の小さな感動物語】

2. ヤマトさんが運んできたハッピーBOX

ある土曜日の昼のことです。

「ピンポーン♬」

宅急便のクロネコヤマトさんが“ある箱”を届けてくれました。

「頼んだ覚えはないし、いったい何だろう…」

その箱を受け取った私はすぐに伝票を確認。品名に「シャンプー」と書いてありました。

「シャンプー?」

実は、通販で妻がシャンプーを注文していたようです。

「お~い、シャンプーが届いたよ~。通販でシャンプー買うなんて、なんで急に?」

私は妻に聞きました。自宅のそばには比較的リーズナブルな日常用品店があって、シャンプーはいつもそこで買っています。

「どうして通販でシャンプー?」と私が思うのは不思議なことではありませんでした。

すると妻は言いました。

「あ~、このシャンプーね!ラックスのスーパーリッチ・シャイン。きっと髪の毛サラサラになるよ!」

確かに、ラックスはなかなかの代物。って、だからどうしてわざわざ通販で?、そう思った時です。

妻の口から驚きの一言が、、、

「しかも、無料だから」

えっ、むりょうスかっ!?

妻いわく「モニターのお試し用なの。使った感想を書いて送るのよ」とのこと。

どうやら、2週間お試しして感想を送るらしいのです。

「しかもね、コンディショナーもついているのよ」

シャンプーとコンディショナーがセットのようで妻はご満悦でした。さらに、続けざまにこう言ったのです。

「あとね、500円分の図書カードまでもらえるんだから」と。

すごい!なんて賢いんだ。私が感心していると、

「あ~っ、図書カードがすでに同封されてるすご~い!感想を送ってからもらえるものだと思っていたから嬉しい!」

そう妻が言いました。このときの妻の表情は本当に嬉しそうで、私自身も得した感と妻の笑顔が見れてハッピーに。

モニター。これまでの私にはご縁がなかったけれど、活用次第では大きな幸せも一緒にゲットできるかもしれません。

日常の小さな感動に気づこう!

無料のハッピーって…はい、あるようです。

3. 優しさライセンスS級

朝の通勤ラッシュで起きた私の友人の話です。

友人はいつものように通勤ラッシュでヘトヘトになりながら、終点の渋谷駅で降りようとしていました。その時です、、、

小学生くらいの男の子が大人たちに押し出されるようにドアの外へ出たかと思った瞬間、

「ゲェッ~~~!!!」

なんと、吐いてしまったのです。

しかも、周りにいた数人のサラリーマンのスーツや女性の靴などにかかってしまいました。

男の子の母親は「すみません、すみません!クリーニング代は払いますので、本当にすみません。」と周りの方々にひたすら謝っています。

男の子は顔が真っ青。母親なら自分の子供の状態だって気になっているはずです。

周りの方々への配慮と子供に対する心配が同時にあったはずですので、さぞかし大変な思いだったでしょう。その時でした。

  • 「クリーニング代なんていいですよ」
  • 「お子さんは大丈夫ですか?」

周りの方々が「心遣いの言葉」を母親に投げかけ始めたのです。

子供の背中をさすってあげたり、駅員さんを呼びにいってくれたり、皆が協力し始めました。

もちろんサラリーマンのスーツには、かなりの量が。周りの女性の靴だってビチャビチャ。

それでも助け合う姿に友人は感動し、自然と自分のカラダも動いたそうです。

日常の小さな感動に気づこう!

みんなが自分よりも相手を想う気持ちを持った瞬間、どんな困難もハッピーな出来事に変わる!