40代の働くママは心がけておきたい『子供との食事コミュニケーション』

40代の働くママは心がけておきたい『子供との食事コミュニケーション』

一家団欒の時間、きちんと作れていますか?

 

大森篤志

こんにちは、一般社団法人 全国行動認知脳心理学会 理事長の大森篤志です。

 

増えている!子供の「孤食」と「個食」

40代にもなると、子育てが一段落して、再就職や職場復帰を果たす、いわゆる『働くママ』になっている女性も少なくありません。子供が小学校に上がる頃には、ようやく仕事にも心置きなく専念できるようになるのではないでしょうか。

一方、その頃(特に、小学4年生前後)に子供とかわすコミュニケーションが、実は、子供の人格形成に最も大きな影響を及ぼしたりします。

しかし、働くママが活躍する社会になる一方で、家族の行動時間のズレによる『子供の孤食(子供が一人きりでご飯を食べること)』が増えているのも実態です。

作り置きの夕食をレンジでチンして食べたり、お金だけ渡されてコンビニでおにぎりを買って食べるなど、少なからず今どきの子供たちのリアルを耳にすると、「子供にとって一番大切な時期に親子のコミュニケーションが減る」という『現代ならではの悲劇』に思えてなりません。

また、ひとつ屋根の下に家族がいても、同じ時間に揃って食事をしない(時間差で食事をする)という『個食』も目立っているようです。子供が思春期に入ると、時々は個食になるのもわかりますが、それが当たり前になったり、今どきのスタイルになってしまうことは避けたいものです。

孤食も個食も、一人で食べることには変わりありません。一人で食事をすることの最大の問題は、ややもすると恒常的なコミュニケーション不足に陥ってしまうことなのです。

 

【食育】食事には大きく4つの役割がある

たしかに、一人で食べようが家族揃って食べようが、食事の栄養価が変わるわけではありません。

しかし、子供にとっての食事の時間は、ただ単に栄養補給をするための時間ではなく、感情を共有したり、コミュニケーションを通して家族同士の結びつきを強め、心を豊かにする時間でもあります。孤食や個食では、空腹は満たされても、心まで満たされることはないのです。

さらに、子供に一人で食事をさせると、テレビやスマホを見ながら、中にはゲームをしながら食事をするという悪しき習慣を身に付けさせてしまうこともあります。食べること以外のことに意識が向いてしまうため、自然と噛む回数も少なくなりやすく、健康にも悪影響を及ぼしかねません。

また、一人で食べることに慣れてしまうと、いざ多人数で食事をする時、他の人たちよりも早食いになってしまったり、大皿料理をシェアするといった基本的な作法が行えないこともあると言います。

これらの観点から、食事には「空腹を満たす、心を豊かにする、家族の絆を深める」だけでなく、相手に合わせたり、気配りをするなどの『社会性を身につける』という役割もあることがおわかり頂けたのではないでしょうか。

 

夕食が難しいなら、朝食だけでもいい

「子育ても一段落したことだし…」と安心して仕事に専念している働くママの皆さん!実は、今こそが最も大切な子育ての時期なのかもしれませんよ。

母親が本格的に働くようになると、家族の会話は減りがちです。コミュニケーションを通して家族の心を結びつけることを考えたら、母親以上の適任者はいません。働くママは、これまで以上に『食事を通した子供とのコミュニケーションを大切にする』という意識を持ちましょう。

どうしても夕食を家族全員で合わせるのが難しいというのなら、朝食だけでも構いません。朝食であれば、少し早起きすれば家族全員で食卓を囲めるはずです。

かくいう私自身も、仕事の都合上、家族全員が揃うのは朝食のみですが、毎朝6時半に欠かさず家族全員で朝食を食べていますよ。ただし、せっかく皆で顔を合わせても会話がほとんどないのでは意味がありません。寝起きから覚醒するまでに時間がかかるという人は、いつもより1時間くらい早起きするなどの工夫をして、余裕のある朝食タイムを過ごすように心がけましょう。

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