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執拗に誘ってくる同僚に危機感を感じたら○○で撃退!

今回は、『職場同僚の執拗な誘いや、つきまとい行為を撃退する方法』をご紹介します。

【ご相談内容】20代・一般事務

8つ年上の同僚からの「一緒に帰ろう!」という誘いを断りたいんです。

たまたま帰る時間が同じになり「もう遅い時間だし、駅まで一緒に行こうか」と言われ、その親切に甘えてしまったのがきっかけです。

実際は、会社から最寄り駅までの徒歩10分程度のことですが、その後は毎日のように「一緒に帰ろう」と言われ困っています。

一番イヤなのは、会話です。

「俺がいるから安心して」と言わんばかりの彼氏気取りとドヤ顔にウンザリしています。

相手の角を立てずに断る良い方法を教えて下さい。

提案①:「不倫だと思われたら、あなたヤバイよ!」と警告

「その彼は独身ですか?」

彼女「いいえ、結婚して子供もいます」

撃退フレーズ

  • 「既婚者の先輩と独身の私が毎日いっしょに帰ってたら不倫の噂がたっちゃいますよ」
  • 「不倫の噂がたったら、私も先輩も会社にはいられなくなってしまいますから」

ここで、「奥さんや子供に悪いですから」という言葉はNGだということも付け加えました。

なぜなら、「私は別にいいんですけど、あなたの奥さんや子供がね」というニュアンスで受け取られる可能性があるからです。

ヘタに同僚の家族を思いやる発言が男に火をつけることもありますのでご注意を。

提案②:「彼が迎えにきてくれるみたいで」とアピール

「あなたには今、彼氏がいますか?」

彼女「いいえ、今はいません」

「彼氏になりそうな人は?」

彼女「残念ながら、まったくです」

「彼氏は欲しいですか?」

彼女「今は正直、欲しくないです。もう少し、仕事に専念したいです」

撃退フレーズ

「今日は、彼氏が駅まで迎えにきてくれるので大丈夫です」

「彼氏ができたので」と断ることもできますが、むこうにその気がなかった場合、「勘違い女」だと思われてしまいますし、相手を傷つけてしまうことにもなりかねません。

もし、相手が好意を持って近づいてきたのなら、「彼氏、いたんだ…」と思わせることで距離をおくことができますよ。

提案③:「部長から、うまく指導していただけないでしょうか?」と上司に相談

「その先輩が職場で頭が上がらない人って誰ですか?」

彼女「一番は部長ですね。社長とはほとんど会えないので。部長に怯えてます!笑」

撃退フレーズ

  •  「部長、私がお願いしたのがバレないように、それとなく注意していただけませんか?」と相談する。
  • 「この前、お前が○○さんと一緒に帰ってるの見たぞ。たまたまかと思ったらそうじゃないみたいじゃないか。妻子がいる身で軽率な行動は控えてくれよ」といってもらう。

あくまでも、『部長が直接二人を見て、部長として指導している、ということにしてもらう』のが大事です。

『相手が一番怖れている上司から指導してもらう』というのもポイントですね。

提案④:「誤解されたくないので」とキッパリ断る

「どれを試しても効果がないようなときは、一度キッパリと断ってください」

彼女「はい、がんばります…でも、キッパリ断るのは正直怖いです」

「怖いと言いますと?」

彼女「逆上されて重大化するのイヤですし。そういうニュース多いので」

「確かにそうですね。キッパリ断るのは不安が大きいですよね」

彼女「はい」

「では、柔らかいけどキッパリが伝わるフレーズならどうですか?」

彼女「と、言いますと?」

撃退フレーズ

  • 「せっかくですが、誤解されたくないので」
  • 「お気持ちだけで大丈夫ですよ」

「お気を悪くなさらないでくださいね」と頭に付け加えてみるのもいいでしょう。

「今日は用事があるので」だけでは、毎回は使えません。

さりげなく「もう結構です」というニュアンスが伝わるフレーズをチョイスするのがポイントです。

どちらかというと、「お気持ちだけで大丈夫です」という方が角を立てないスマートな言い方でしょう。

  • 提案①:「不倫だと思われたら、あなたヤバイよ!!」と警告
  • 提案②:「彼が迎えにきてくれるみたいで」とアピール
  • 提案③:「部長から、うまく指導していただけないでしょうか?」と上司に相談
  • 提案④:「お気持ちだけで大丈夫です」と柔らかくキッパリ断る

他にも、

  • 最寄駅を変える
  • 帰る時間を大きくズラす

などの方法もありますが、

まずは「事を荒立てずにスマートに断る」ことから始めてみましょう。

それにしても、相手の立場に身を置いて考えられない人が増えているように思います。

身勝手な考えや言動をしてしまうきっかけは、やはり育ってきた環境のどこかにあるのでしょう。

私も、一人の親として子に「倫理観だけは持たせたい」と改めて思いました。